繁殖

熱帯魚の飼い方

アクアリウム用語「泡巣」とは?

泡巣とは、雄のベタ魚が水面近くに泡状の巣を作る行動のことです。この泡巣は、産卵と孵化までの卵を守るための機能を持ちます。泡巣は、ベタ魚の繁殖行動において重要な役割を果たし、雄のベタ魚が健康で繁殖能力があることを示しています。
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アクアリウム用語「番い」とは?ペアのこと?

アクアリウム用語での「番い」とは、異性のペアのことを指します。一般的に、求愛行動や縄張り意識を共有し、一緒に泳いだり、子育てをしたりする、密接な関係にある2匹の個体を指します。多くの魚種では、番いは生涯続く場合がありますが、繁殖期のみの間の場合もあります。また、同種であっても、異なる種であっても番いになることがあります。
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バブルネストビルダーとは?泡の巣で卵を守る魚類

バブルネストビルダーの特徴は、その名の通り泡の巣を作るというユニークな行動にあります。オスの魚が口から気泡を出し、水面に浮かべた植物や葉の上などに粘着性の泡の巣を構築します。この巣は直径数センチから10センチほどで、円形または楕円形をしています。泡の巣は交尾のためのパートナーを引き付ける役割があり、また産卵後には卵を守るための大切な場所となります。
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アクアリウムの鮮やかな演出!婚姻色ってなに?

婚姻色とは、繁殖期に特定の種族の個体の身体の色や模様が変化する現象を言います。この色の変化は、主にオスに見られ、メスへの求愛や縄張りの主張のために使われます。他の生物種では見られないような鮮やかな色や複雑な模様になることが特徴で、繁殖相手の誘引や威嚇などの機能を果たしています。また、婚姻色は、種内の個体間のコミュニケーションにも役立ち、オスとメスの特徴の違いや優劣関係を表すため、種内での競争や選択にも影響を与えています。