アクアリウムのオーバーフローとは?仕組みや種類を解説

アクアリウム初心者
オーバーフロー水槽について教えてください。

アクアリウム研究家
オーバーフロー水槽とは、3重管を使用して水槽の下に用意したろ過槽に水を落とす仕組みのことです。

アクアリウム初心者
水を水槽に戻すにはどうするの?

アクアリウム研究家
揚水用のポンプを使用します。または、段差をつけて水を掛け流すタイプのものもあります。
オーバーフローとは。
アクアリウムでいう「オーバーフロー」とは、水槽から水をあふれさせることを指します。オーバーフロー水槽では、3本の配管を使用して水槽の水を下段に設置したろ過槽に落とし、ポンプを使って水槽に戻します。これ以外にも、少し傾斜をつけて水を掛け流すタイプのオーバーフロー水槽もあります。
オーバーフローの仕組み

アクアリウムにおけるオーバーフローとは、水槽上部から余分な水を排出するシステムのことです。水槽内に設置されたオーバーフローボックスから水をオーバーフローさせ、下部のサンプタンクと呼ばれる水槽に排出します。
オーバーフローボックスには複数の穴があり、水位がボックスの高さに達すると、これらの穴から水が流れ出します。この仕組みによって、水槽内の水位が常に一定に保たれ、水はけが良くなります。オーバーフローの水は下部のサンプタンクに排出され、そこでろ過や冷却などの処理が行われます。
オーバーフロー水槽の種類

オーバーフロー水槽の種類
オーバーフロー式水槽には、いくつかの種類があります。最も一般的なタイプは、オーバーフロータイプです。このタイプでは、水槽内に設置されたオーバーフローパイプから水がオーバーフローチャンバーへと流れ込みます。また、ボックスフィルタータイプと呼ばれるタイプもあります。このタイプでは、オーバーフローパイプがなく、代わりにボックス型のフィルターが水槽の外側に設置されており、水がこのフィルターを通ってオーバーフローチャンバーへ流れ込みます。さらに、ハイブリッドタイプもあります。このタイプはオーバーフロータイプとボックスフィルタータイプの両方の要素を備えています。
3重管を利用したオーバーフロー水槽

-3重管を利用したオーバーフロー水槽-
3重管オーバーフロー水槽は、3本の管を使用したオーバーフローシステムです。中央の管がオーバーフロー管で、これは水槽の水が溢れると吸い上げられます。外側の2本の管は給水管で、水槽の下部から水をくみ上げます。このシステムは、より効率的な濾過と水槽の安定性を提供します。中央のオーバーフロー管が詰まると、外側の給水管が緊急用のオーバーフローとして機能し、水槽から水が溢れるのを防ぎます。また、3重管システムは、濾過槽が水槽の下に設置されている場合にも使用できます。
揚水ポンプの役割

揚水ポンプの役割は、アクアリウムの水をオーバーフローボックスから外部フィルターやサンゴ飼育用のスキマーなどの機器類に通すために不可欠です。このポンプは、水の循環と濾過を担い、アクアリウム内の水質を維持します。揚水ポンプの揚程(水の高さを押し上げる能力)と流量(1時間あたりに通すことができる水の量)は、アクアリウムのサイズと濾過システムの要件によって選択されます。適切な揚水ポンプを選択することで、効率的な水循環と十分な濾過を保証し、アクアリウムの住民の健康と快適性を確保できます。
段差を利用したオーバーフロー水槽

段差を利用したオーバーフロー水槽では、水槽底とオーバーフロー槽の間に高低差を設けています。水槽の水位が上昇すると、高低差を利用してオーバーフロー槽に水が流れ込みます。オーバーフロー槽は水槽よりも低く配置されており、排水管に接続されています。これにより、過剰な水が水槽から排出され、一定の水位を維持します。段差を利用したオーバーフロー水槽は、安定した水質環境を維持し、水面の汚れやゴミの蓄積を防ぐために役立ちます。
